くにさんの気まぐれ日記

思うところ、思うがままに、勝手に書きます。

頑張れない自分をゆるしてやって。だって、病人だもの

 睡眠時間がやたらと長くなってきた。10時間眠っても全然足りない。どうやら躁から鬱へと転じたようだ。明日から一週間の山林調査だって言うのに参ったなぁ。そもそも今回の出張、6月に大鬱になって行けなくなり延期したのだというのに。

 でも、今のところ、酷い「心の鬱」には至っていない。「自分はなんの役にも立たない」「自分は迷惑をかけてばかりいる」「自分なんて存在していてはいけない、消えるべきだ」、そんな前回の大鬱の時にあったような感情は来ていない。睡魔は「体の鬱」の段階。

 ただ、調査実施の段階で鬱が悪化すると、再び「自分不要論」が顔を出すだろう。自分を否定する気持ちが鬱を悪化させ、平地を歩く気力さえ失せてしまう。こうなると前回同様、大鬱への悪循環。轍を踏んではいけない。

 当然ながら、すでに明日からの調査がきちんと出来るように、関係部署への連絡、資料、野帳の作成、必要な道具の準備等々、調査のお膳立ては済んでいる。調査の段取りの打合せも完了。
 そして幸いなことに、調査を手伝ってくれる人たちは、私が躁鬱病であること、躁鬱病がどんな病気であるかをある程度理解してくれている。「病人だから、ダメなときはダメ」だと、ある程度は理解してくれている。

 (あるカウンセラーのブログからの受け売りもあっての考えだが、)私は体調が悪いのに、みんなに迷惑をかけないように、無理して
それでも十分に働けない自分を許せなくなる。そして、その感情が心の鬱を悪化させる。あとはその悪循環。

 いいんだ、無理なときは頑張れなくても、頑張らなくても。だって、病気なんだもの。仮病じゃ無いのだもの。みんな分かってくれているのだもの。これまでの準備段階で必要なことは、すべて済ませたのだから、最低限の責任は果たしているんだ。もし、調査の実施段階で体調が悪くて動けなくなってしまったら、「申し訳ないけど、どうしようもないから」みんなに託してしまおう。それでいい、きっとそれで大丈夫。

 それに、こうやって自分を追い詰めずにゆったりと構えていられたら、鬱状態になったとしても、それほど悪化せずに済むに違いない。希望も込めて。